“めいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眼色62.5%
迷路16.7%
目色12.5%
冥路4.2%
目容4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう龍太郎がいってふところの独楽こまをだしてみせると、蛾次郎は飛びつきそうな眼色めいろをして、
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その眼色めいろ……当時眼鏡はかけておりませんでしたが……ギロリと光る眼をきっと見据えまして、
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
そういう段取だんどりになれば、私は間違まちがいなく、闇の迷路めいろをうまくり通ってきたことになるのである。
迷路めいろに迷っておりますのか。いや。あれを御覧
女のほうでもそれと心付いたが春子の前をはばかって、何ともいわず、唯それとなく目色めいろ会釈えしゃくをした。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「そうでござんすね。」と、母親は椎茸しいたけを丼で湯にけていながら、思案ぶかい目色めいろをした。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
山も動かすべく、川もとどめしむべく、腕力もこれによりて生じ、知力もこれによりて進み、権力もこれによりて張り、威力もこれによりて高く、その力よく法律の権門を破り、禍福の冥路めいろをひらく。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
お作は十二時を聞いて、急に針を針さしに刺した。めずらしく顔に光沢つやが出て、目のうちにも美しい湿うるおいをもっていた。新吉はうっとりした目容めいろで、その顔をながめていた。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)