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めざし
ふりがな文庫
“めざし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
目刺
55.0%
眼色
10.0%
魥
10.0%
眼光
5.0%
目刺魚
5.0%
目色
5.0%
眼刺
5.0%
萌芽
5.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目刺
(逆引き)
主人をお見送りしてから、
目刺
(
めざし
)
を焼いて簡単な昼食をすませて、それから園子をおんぶして駅へ買い物に出かけた。途中、亀井さんのお宅に立ち寄る。
十二月八日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
めざし(目刺)の例文をもっと
(11作品)
見る
眼色
(逆引き)
蒼
(
あを
)
く
濁
(
にご
)
れる
頬
(
ほほ
)
の肉よ、
髐
(
さらば
)
へる横顔の
輪廓
(
りんかく
)
よ、曇の懸れる
眉
(
まゆ
)
の下に物思はしき
眼色
(
めざし
)
の凝りて動かざりしが、やがて
崩
(
くづ
)
るるやうに
頬杖
(
ほほづゑ
)
を倒して、
枕嚢
(
くくりまくら
)
に重き
頭
(
かしら
)
を落すとともに寝返りつつ
掻巻
(
かいまき
)
引寄せて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
めざし(眼色)の例文をもっと
(2作品)
見る
魥
(逆引き)
手鍋
(
てなべ
)
提
(
さ
)
ぐる
意氣
(
いき
)
に
激
(
げき
)
して、
所帶
(
しよたい
)
の
稽古
(
けいこ
)
に
白魚
(
しらうを
)
の
魥
(
めざし
)
造
(
つく
)
る
也
(
なり
)
。
然
(
しか
)
も
目
(
め
)
を
刺
(
さ
)
すがいぢらしとて、ぬきとむるは
尾
(
を
)
なるを
見
(
み
)
よ。
絲
(
いと
)
の
色
(
いろ
)
も、こぼれかゝる
袖口
(
そでくち
)
も、
繪
(
ゑ
)
の
篝火
(
かゞりび
)
に
似
(
に
)
たるかな。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
めざし(魥)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
眼光
(逆引き)
そのくせに
坐
(
すわ
)
り
丈
(
ぜい
)
はなかなかあッて、そして(
少女
(
おとめ
)
の
手弱
(
たよわ
)
に似ず)腕首が大層太く、その上に人を見る
眼光
(
めざし
)
が……眼は
脹目縁
(
はれまぶち
)
を持ッていながら……、難を言えば、凄い……でもない……やさしくない。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
手首の太いのや
眼光
(
めざし
)
のするどいのは全くそのためだろう。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
めざし(眼光)の例文をもっと
(1作品)
見る
目刺魚
(逆引き)
と
目刺魚
(
めざし
)
みたいに振廻しているのもある。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
めざし(目刺魚)の例文をもっと
(1作品)
見る
目色
(逆引き)
彼はこれと争ひて
猶
(
なほ
)
も抑へぬ。面色は
漸
(
やうや
)
く変じて灰の如し。婆は
懼
(
おそ
)
れたる
目色
(
めざし
)
を客の方へ忍ばせて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
めざし(目色)の例文をもっと
(1作品)
見る
眼刺
(逆引き)
この世界なみに、たいてい
眼刺
(
めざし
)
か
煮〆
(
にしめ
)
。顎十郎は、うむとも言わずにめしを喰い出す。飯を喰いおわると、お
先煙草
(
さきたばこ
)
を一服二服。窓から空を見上げながら
顎十郎捕物帳:05 ねずみ
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
めざし(眼刺)の例文をもっと
(1作品)
見る
萌芽
(逆引き)
僕の精神状態がいつの間にか変化してきたは、隠すことの出来ない事実である。この日初めて民子を女として思ったのが、僕に邪念の
萌芽
(
めざし
)
ありし何よりの証拠じゃ。
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
めざし(萌芽)の例文をもっと
(1作品)
見る
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