“目刺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めざし90.9%
めざ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これをいて二十つた、にしてとをつたとをとこだて澤山たくさんなり。次手ついでに、目刺めざしなし。大小だいせういづれもくしもちゐず、したるは干鰯ひいわしといふ。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
主人をお見送りしてから、目刺めざしを焼いて簡単な昼食をすませて、それから園子をおんぶして駅へ買い物に出かけた。途中、亀井さんのお宅に立ち寄る。
十二月八日 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「一體その車坂御門外の刄傷沙汰にんじやうざたといふのはどうした事なのだ。目刺めざしの燒けるうちに、ざつと筋を通して見な」
銭形平次捕物控:167 毒酒 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)