“春社”の読み方と例文
読み方割合
しゆんしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶山の文は末に「春社しゆんしや」と記してある。そして大田南畝の病の事が書いてある。南畝は中一月を隔てて歿した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
十九日は春社しゆんしやであつた。蘭軒の詩に「小吹今年新附一、童孫鳴得口琴児」の句がある。わたくしは初め榛軒が已にめとり已に子を挙げてゐたかを疑つたが、これは一家の事にあづからぬらしい。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)