“夜長”の読み方と例文
読み方割合
よなが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬(ふゆ)の夜長(よなが)に、粉挽(こなひ)き唄(うた)の一つも歌(うた)つてやつて御覽(ごらん)なさい。唄(うた)の好(す)きな石臼(いしうす)は夢中(むちう)になつて、いくら挽(ひ)いても草臥(くたぶ)れるといふことを知(し)りません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
そのためばかりとも言えないが、冬の夜長(よなが)になると五、六人以上、じゅんまわりに朋輩(ほうばい)の家にあつまってきて、いろいろ話などをしながらにぎやかに苧を績んだ。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一、長閑(のどか)、暖(あたたか)、麗(うららか)、日永(ひなが)、朧(おぼろ)は春季と定め、短夜(みじかよ)、涼(すずし)、熱(あつし)は夏季と定め、冷(ひややか)、凄(すさまじ)、朝寒(あささむ)、夜寒(よさむ)、坐寒(そぞろさむ)、漸寒(ややさむ)、肌寒(はださむ)、身(み)に入(しむ)、夜長(よなが)は秋季と定め、寒(さむし)、つめたしは冬季と定む。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)