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夜長
ふりがな文庫
“夜長”の読み方と例文
読み方
割合
よなが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よなが
(逆引き)
冬
(
ふゆ
)
の
夜長
(
よなが
)
に、
粉挽
(
こなひ
)
き
唄
(
うた
)
の一つも
歌
(
うた
)
つてやつて
御覽
(
ごらん
)
なさい。
唄
(
うた
)
の
好
(
す
)
きな
石臼
(
いしうす
)
は
夢中
(
むちう
)
になつて、いくら
挽
(
ひ
)
いても
草臥
(
くたぶ
)
れるといふことを
知
(
し
)
りません。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
そのためばかりとも言えないが、冬の
夜長
(
よなが
)
になると五、六人以上、じゅんまわりに
朋輩
(
ほうばい
)
の家にあつまってきて、いろいろ話などをしながらにぎやかに苧を績んだ。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
一、
長閑
(
のどか
)
、
暖
(
あたたか
)
、
麗
(
うららか
)
、
日永
(
ひなが
)
、
朧
(
おぼろ
)
は春季と定め、
短夜
(
みじかよ
)
、
涼
(
すずし
)
、
熱
(
あつし
)
は夏季と定め、
冷
(
ひややか
)
、
凄
(
すさまじ
)
、
朝寒
(
あささむ
)
、
夜寒
(
よさむ
)
、
坐寒
(
そぞろさむ
)
、
漸寒
(
ややさむ
)
、
肌寒
(
はださむ
)
、
身
(
み
)
に
入
(
しむ
)
、
夜長
(
よなが
)
は秋季と定め、
寒
(
さむし
)
、つめたしは冬季と定む。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
夜長(よなが)の例文をもっと
(8作品)
見る
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“夜長”と季節(秋)が同じ季語
食物|
松茸飯
鰡
零余子
無花果
新米
行事|
七夕
万聖節
盆
中元
重陽
植物|
芒
鶏頭
朝顔
女郎花
萩
時候|
新涼
白露
十月
夜寒
九月尽
天文|
霧
待宵
初嵐
菊日和
鰯雲
地理|
不知火
花園
花野
盆波
刈田
動物|
法師蝉
蓑虫
蜩
頬白
懸巣
人事|
夜学
虫籠
豊年
秋簾
秋耕
“夜長”と分類(時候)が同じ季語
春|
春社
三月尽
三月
春
日永
夏|
薄暑
入梅
土用
夏至
半夏生
秋|
白露
残暑
文月
立秋
仲秋
冬|
小春
小寒
神無月
大寒
大晦日
新春|
正月
元旦
新年
今年
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業
検索の候補
長夜
無明長夜
長長秋夜
正長夜
如法長夜
帝室御夜詰歌手長
“夜長”のふりがなが多い著者
高浜虚子
柳田国男
島崎藤村
正岡子規
夏目漱石
永井荷風