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坐寒
読み方 | 割合 |
すずろさむ | 50.0% |
そぞろさむ | 50.0% |
彼のあだかも三日続けて
来れる日、その挙動の常ならず、
殊には
眼色凄く、
憚も無く人を
目戍りては、時ならぬに
独り
打笑む顔の
坐寒きまでに
可恐きは、狂人なるべし、しかも夜に
入るを
候ひ
一、
長閑、
暖、
麗、
日永、
朧は春季と定め、
短夜、
涼、
熱は夏季と定め、
冷、
凄、
朝寒、
夜寒、
坐寒、
漸寒、
肌寒、
身に
入、
夜長は秋季と定め、
寒、つめたしは冬季と定む。