トップ
>
坐睡
ふりがな文庫
“坐睡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いねむり
38.1%
いねむ
23.8%
ゐねむり
19.0%
ざすい
4.8%
ざすゐ
4.8%
まどろ
4.8%
ゐねむ
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いねむり
(逆引き)
論理的で趣味のないむつかしい事ばかり聞いて居ると、
坐睡
(
いねむり
)
の出るような事ばかりいわれるから私共は仏法の坊主でありながら厭であった。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
坐睡(いねむり)の例文をもっと
(8作品)
見る
いねむ
(逆引き)
が、額の下の
高麗
(
こうらい
)
べりの畳の隅に、人形のようになって
坐睡
(
いねむ
)
りをしていた、十四になる
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
の
巫女
(
みこ
)
を、いきなり、引立てて、袴を脱がせ、
衣
(
きぬ
)
を
剥
(
は
)
いだ。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
坐睡(いねむ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ゐねむり
(逆引き)
下
(
おろし
)
表門
(
おもてもん
)
へ
掛
(
かゝ
)
る此時大膳は
熨斗
(
のし
)
目麻上下なり
既
(
すで
)
にして若黨
潜門
(
くゞりもん
)
へ廻り徳川天一坊樣の先驅赤川大膳なり
開門
(
かいもん
)
せられよと云に門番は
坐睡
(
ゐねむり
)
し乍ら
何
(
なに
)
赤川大膳ぢやと天一坊は越前守が
吟味
(
ぎんみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
坐睡(ゐねむり)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ざすい
(逆引き)
冬でも着物のまま壁に
倚
(
もた
)
れて
坐睡
(
ざすい
)
するだけだと云った。
侍者
(
じしゃ
)
をしていた頃などは、老師の
犢鼻褌
(
ふんどし
)
まで洗わせられたと云った。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
坐睡(ざすい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ざすゐ
(逆引き)
此
(
この
)
庵
(
あん
)
を
預
(
あづ
)
かる
樣
(
やう
)
になつてから、もう二
年
(
ねん
)
になるが、まだ
本式
(
ほんしき
)
に
床
(
とこ
)
を
延
(
の
)
べて、
樂
(
らく
)
に
足
(
あし
)
を
延
(
の
)
ばして
寐
(
ね
)
た
事
(
こと
)
はないと
云
(
い
)
つた。
冬
(
ふゆ
)
でも
着物
(
きもの
)
の
儘
(
まゝ
)
壁
(
かべ
)
に
倚
(
もた
)
れて
坐睡
(
ざすゐ
)
する
丈
(
だけ
)
だと
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
坐睡(ざすゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まどろ
(逆引き)
する
中
(
うち
)
にいつか知らうとうとと
坐睡
(
まどろ
)
んでしまった。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
坐睡(まどろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゐねむ
(逆引き)
福鼠
(
ふくねずみ
)
は
又
(
また
)
その
眼
(
め
)
を
閉
(
と
)
ぢ、そろ/\
坐睡
(
ゐねむ
)
りを
初
(
はじ
)
めました、が、
帽子屋
(
ばうしや
)
に
抓
(
つね
)
られて
喫驚
(
びツくり
)
して
跳
(
と
)
び
上
(
あが
)
り
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
坐睡(ゐねむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
“坐”で始まる語句
坐
坐敷
坐禅
坐蒲団
坐臥
坐視
坐礁
坐禪
坐直
坐作
“坐睡”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
上司小剣
作者不詳
泉鏡花
泉鏡太郎
柳田国男
幸田露伴
夏目漱石
永井荷風