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侍者
ふりがな文庫
“侍者”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じしゃ
88.2%
じしや
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じしゃ
(逆引き)
侍
(
さむらい
)
はすなわち「さむらう」で、貴人の左右にさむらうて、その用を弁ずる賤職である。今で云えば
侍者
(
じしゃ
)
すなわち給仕である。
「特殊部落」と云う名称について
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
冬でも着物のまま壁に
倚
(
もた
)
れて
坐睡
(
ざすい
)
するだけだと云った。
侍者
(
じしゃ
)
をしていた頃などは、老師の
犢鼻褌
(
ふんどし
)
まで洗わせられたと云った。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
侍者(じしゃ)の例文をもっと
(15作品)
見る
じしや
(逆引き)
此
(
この
)
間
(
あひだ
)
迄
(
まで
)
侍者
(
じしや
)
をしてゐましたが、
此頃
(
このごろ
)
では
塔頭
(
たつちゆう
)
にある
古
(
ふる
)
い
庵室
(
あんしつ
)
に
手
(
て
)
を
入
(
い
)
れて、
其所
(
そこ
)
に
住
(
す
)
んでゐるとか
聞
(
き
)
きました。
何
(
ど
)
うですか、まあ
着
(
つ
)
いたら
尋
(
たづ
)
ねて
御覽
(
ごらん
)
なさい。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
願ひ度と申
出
(
いで
)
しが百姓の
分際
(
ぶんざい
)
にて御
直
(
ぢき
)
に御目通りは叶ひ
難
(
がた
)
しと申せしかば
斯
(
かく
)
の仕合なりと言に
方丈
(
はうぢやう
)
は其者是へ
通
(
とほ
)
せと申さるゝゆゑ
侍者
(
じしや
)
の坊主
立出
(
たちいで
)
コレ
各々方
(
おの/\がた
)
鎭
(
しづ
)
まられよコリヤ百姓
和尚樣
(
をしやうさま
)
御
逢
(
あひ
)
成
(
なさ
)
るゝに因て此方へ通るべしと言を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
侍者(じしや)の例文をもっと
(2作品)
見る
“侍者”の意味
《名詞》
貴人や師などに近侍して雑用をする者。
(出典:Wiktionary)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“侍者”の類義語
供
御許
御供
供人
御側
“侍”で始まる語句
侍
侍女
侍従
侍童
侍座
侍所
侍坐
侍士
侍医
侍側
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作者不詳
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