“分際”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんざい93.8%
きは3.1%
ぶんさい3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうすると色奴いろやっことか申してな、下司げす下郎の分際ぶんざい金糸きんしの縫いあるぴか/\した衣装で、お供におくれたという見得で出てまいります
それ彼等には死の望みなし、その失明の生はいと卑しく、いかなる分際きはといへどもその嫉みをうけざるなし 四六—四八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
学問が進めば自覚が起り、従って自分の分際ぶんさいも分り、職業上の解釈も付いて来るから、彼等は喜んで祖先伝来の田畑を耕すに至るのみならず、風儀も改善され、農事上の改良も行われて来る。
夫婦共稼ぎと女子の学問 (新字新仮名) / 大隈重信(著)