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庵室
ふりがな文庫
“庵室”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あんしつ
81.1%
あんじつ
10.8%
いほり
2.7%
てら
2.7%
アンジツ
2.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんしつ
(逆引き)
これも三年掛かったと本人が私に話していました。風采は禅坊主見たいな人で、
庵室
(
あんしつ
)
にでも
瓢然
(
ひょうぜん
)
として坐っていそうな風の人であった。
幕末維新懐古談:78 谷中時代の弟子のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
庵室(あんしつ)の例文をもっと
(30作品)
見る
あんじつ
(逆引き)
死骸
(
しがい
)
はその日
終日
(
ひねもす
)
見当らなかったが、翌日しらしらあけの
引潮
(
ひきしお
)
に、去年の夏、
庵室
(
あんじつ
)
の客が溺れたとおなじ
鳴鶴
(
なきつる
)
ヶ
岬
(
さき
)
の岩に
上
(
あが
)
った時は二人であった。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
庵室(あんじつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
いほり
(逆引き)
と
姫
(
ひめ
)
を
救
(
すく
)
ひ
出
(
いだ
)
さんため、
只
(
たゞ
)
一人
(
ひとり
)
にて
參
(
まゐ
)
りしは、
窃
(
ひそか
)
に
庵室
(
いほり
)
にかくまひおき、
後日
(
ごじつ
)
機
(
をり
)
を
見
(
み
)
て、ロミオへ
送
(
おく
)
り
屆
(
とゞ
)
けん
存念
(
ぞんねん
)
、
然
(
しか
)
るに
參
(
まゐ
)
り
見
(
み
)
れば、
姫
(
ひめ
)
の
目覺
(
めざ
)
むる
少
(
すこ
)
しき
前方
(
まへかた
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
庵室(いほり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
てら
(逆引き)
この
庵室
(
てら
)
ずまいをしはじめてから、かどわかされの女の子を預かる内職をはじめて、かなりああいう
代物
(
しろもの
)
を手がけたが、あいつのように根性骨の突っ張った奴は、逢ったことがねえぜ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
庵室(てら)の例文をもっと
(1作品)
見る
アンジツ
(逆引き)
万法蔵院
(
マンホフザウヰン
)
の北の山陰に、昔から
小
(
チヒサ
)
な
庵室
(
アンジツ
)
があつた。昔からと言ふのは、村人がすべて、さう信じて居たのである。荒廃すれば繕ひ/\して、人は住まぬ
廬
(
イホリ
)
に、
孔雀明王像
(
クジヤクミヤウワウザウ
)
が据ゑてあつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
庵室(アンジツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“庵室”の意味
《名詞》
僧尼の居所。
隠遁した者の住まい。いおり。
(出典:Wiktionary)
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“庵”で始まる語句
庵
庵主
庵原
庵崎
庵寺
庵看板
庵原将監
庵原郡
庵峠
庵號
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“庵室”のふりがなが多い著者
山東京山
高山樗牛
三上於菟吉
三遊亭円朝
作者不詳
神西清
アントン・チェーホフ
林不忘
中島敦
徳田秋声