“庵原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いはら57.1%
いおはら42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駿河庵原いはら岫崎くきざき岡は今の薩陲さった峠のことで古くは『日本紀略』の天慶三年の記事にも見えている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ここのとりでには、富士、庵原いはら、二ぐんをまもる徳川家とくがわけ松平周防守康重まつだいらすおうのかみやすしげがいる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
庵原いおはら村の無住同様な法華寺ほっけでら。竜之助を乗せた馬のくつわを取ったがんりきの百蔵は、そこへ机竜之助を連れて来ました。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
岡崎城守備 庵原いおはら元景等千余人
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)