“轡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くつわ96.3%
ぐつわ2.2%
くつばみ0.7%
れん0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次と八五郎と又六は直ぐ樣數寄屋橋までくつわを並べるやうに驅けました。三人の吐く息が、白々と見えるやうな、薄寒い冬の日です。
「かなぐつわを噛まされてな」と万吉が云った、「どれほど袖の下をつかまされたか知らねえが、お役人衆はやつらに酒まで運んでるぜ」
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
其胸めぐり、革帶を美々しく纒ひ、くつばみ
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
その雑銘を読めば、かんたいより、すい[#「箠」は底本では「※」]、あんれんしゃ等に至る、各物一々にとう日新にっしんの銘にのっとりて、語を下し文をす、反省修養の意、看取すべし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)