“白轡”の読み方と例文
読み方割合
しろくつわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と白葦毛の老馬に鏡鞍かがみくらをおき、白轡しろくつわかませて目につき易いようにして、手綱を結んで打ちかけ、先に追い立てて、未知の深山へ踏みこんだ。
それに私共にては、見所みどころのありそうな馬には、昔のおきて通り白轡しろくつわ五十日、差縄さしなわ五十日、直鞍すぐら五十日を馬鹿正直に守って仕込ませました故に、拍子ひょうしもわりあいによく出来ているつもりでござりまする
たくましい一頭の馬が金覆輪の鞍をおき、小総こぶさの尻ひもをつけ、白轡しろくつわつけた口は白泡を噛んで舎人とねり数人がつきそっているが、激しい馬をとめることは出来ない。