“見所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みどころ75.0%
けんじょ16.7%
けんしょ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の経験では、初がつおは鎌倉小坪こつぼ(漁師町)の浜に、小舟からわずかばかり揚がるそれを第一とする。その見所みどころは、今人と昔人と一致している。
いなせな縞の初鰹 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
うしろの大書院の見所けんじょを見ると、いつのまにか、太守も奥方も侍女も、すべてほかへ移っていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と罵倒する大声が、舞台、見所けんしょは勿論、近隣までも響き渡ったので、観衆は皆眼を丸くして顔を見合わせていた。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)