“見出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みいだ88.9%
みだ5.6%
みい3.1%
いだ0.6%
みいた0.6%
みだし0.6%
めつけ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其処からならばS湖も見えるかも知れないと思って、そこまで出て行った彼はそれらしい方向には一帯の松林をしか見出さなかった。
恢復期 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
秋「は決して云わん、首尾好く悪人を見出して御当家安堵の想いを為すような事になれば、何うか願って手前に五人扶持もりたいの」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その何処にも興味を見出だし得なかった彼は、会談の圏外放逐されるまでもなく、自分からけ出したと同じ事であった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
奇体な窓を幾つも屋上に建て出した古風な老などが其処に多く見出される。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ではい、てもだと、心中いろ/\苦悶してるが如何ない、破片獸骨、そんなしか見出さぬ。
そしてふと傍の新聞を見れば、最近京都の祇園町では芸妓一人の稼ぎ高が最高月に十万円を超えると、三段抜きの見出である。
世相 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「そんぢや、わし蜀黍して見出あんすから、屹度んにつてんだから」といふにして小徑をうねりつゝつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)