“いだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イダ
語句割合
49.7%
24.7%
19.1%
1.6%
1.5%
射出0.8%
0.7%
鋳出0.7%
発出0.3%
0.1%
委它0.1%
委蛇0.1%
彼出0.1%
0.1%
0.1%
見出0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大王にしては少々言葉がしいと思ったが何しろその声の底に犬をもしぐべき力がっているので吾輩は少なからず恐れをいた。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼は明和二年錦絵発明の、板刻の技術の漸く進歩するに従ひ次第に背景を綿密ならしめ、河流、庭園、海浜等の風景を描きしぬ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
甲州屋の親たちも内々のうたがいをいていながら、迂闊にそんなことを口外することは出来ないので、わざと自分のあとを追わせて
半七捕物帳:35 半七先生 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
れをくべき金錢問題抑制するには勘次りにてゝいてた。醫者鬼怒川えてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
僕の耳には亡父怒罵の声が聞こえるのです。僕のには疲れ身体を起して、何も知らない無心の子をき、男泣きに泣きうた様が見えるのです。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
その瞬間燕返しに、見も知りもせぬ路傍の人に与えるような、冷刻な驕慢な光をそのひとみから射出したので、木部の微笑は哀れにも枝を離れた枯れ葉のように
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
其声よりき声をして馬鹿めと罵りながら爲右衞門づか/\と立出で、僮僕ども此狂漢を門外に引き出せ、騒〻しきを嫌ひたまふ上人様に知れなば、我等が此奴のために叱らるべしとの下知
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
暗い中で自分をっている運命の糸と、どんな関係をっているか、固より想像し得るはずがないので、ただそこに鋳出された模様と、それがしまってあった袋とを見比べるだけで
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
奈良や京都はいざ知らず上野浅草芝山内、江戸にて此塔に勝るものなし、殊更塵土に埋もれて光も放たず終るべかりし男を拾ひあげられて、心の宝珠の輝きを世に発出されし師の美徳
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
不思議な友情をはっきり見てから、すても永い間経験したことのない女の気持をむさぼるよう、むねにかきいた。すては元来た道を、を蔽うたまま馬をはしらせた。
ふたたび貝がそれを繰り返した時に、すては貝の手の甲をはたいた。貝はおとなしく手を引きこめると、こんどは肩をこうとし、それも、すてによってはずみが食わせられた。
主人の蔭多き大柳樹の下にありて、へし朝餉の支度する間に、我等はこの烟煤の窟をれ、古祠を見に往くことゝしたり。委它たる細徑は荊榛の間に通ぜり。
上智部においては「遠猷」を説き、明智部においては「剖疑」を説き、察智部においては「得情」を説き、胆智部においては「威克」を説き、術智部においては「委蛇」「謬数」を説き
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
山木が田崎に向かいて娘お豊を武男が後妻にとおぼろげならず言いでしその時は、川島未亡人とお豊の間は去る六における日清の間よりも危うく、彼出すか、われづるか
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
魚沼郡の内にて縮をいだす事一様ならず、村によりてにさだめあり。こはらむかしより其にのみ熟練してらざるゆゑ也。其所その品をす事左のごとし。
「じゃ、じゃ、じらえだが、ぐしたが。」
鹿踊りのはじまり (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
奇体な窓を幾つも屋上に建て出した古風な老などが其処に多く見出される。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)