“なつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
51.5%
36.8%
5.4%
1.2%
0.9%
馴付0.9%
夏季0.5%
0.5%
0.2%
名津0.2%
夏期0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
馴着0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眞中には庭園があり、噴水えずし、あたりには青々つた庭木ゑてあり、でもしいじを
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
油絵で見るような天使が大きな白鳥と遊んでいるありとあらゆる美しい花鳥を集めた異国を想像してどんなにかしみ焦がれたろう。
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
皮をかれた梨は、前のやうに花の形に切られたまゝ置かれてあつた。お光の眼にはかしさうなひがまただん/\加はつて來た。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
一木一草そよ吹く風すら、遠つ御祖の昔思いばれて、さだめしわが退屈男も心明るみ、恋しさかしさ十倍であろうと思われたのに、一向そんな容子がないのです。
※等かんべらは」とはおつたのめつゝあつたが、つた白髮をほんのりとせるまでにめてなくつたのをつゝいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
草をとつて生のまゝ土に埋め、或は烈日に乾燥させ、焼いて灰にし、積んで腐らし、いづれにしても土の肥料にしてしまふ。馴付けた敵は、味方である。
草とり (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
これからまた以前の下宿生活に戻るのかと思ったら、私は、其の座敷の、夏季に裏返したらしい畳のモジャ/\を見て今更に自分の身が浅間しくなった。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
れば長髮
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
すると、このお嬢さまが又、生みの親の奥さまよりも不思議にお妾の方にいていたので、それをそっとお妾に教えたのだ。
どういうわけか子供のときから妾のお早によくいて、お早も我が子のように可愛がっていたと云うことです。
「ぼくも聞いてみたんだ。するとね、あまり外へってくれるなとことわって、ちょっと話しがね、彼の姉さんのお名津ちゃんがね、とつぜん気が変になったので、困っているんだそうな」
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
北輝雄は未だ夏期みの去らない光明を頭からいつぱい浴びながら、無細工な大きな卓机にもたれかゝつていゝ気持でうつとりしてゐた。やうやく三十分前ばかりに眼を醒ましたところだつた。
二人の男 (新字旧仮名) / 島田清次郎(著)
ると、して無花果芭蕉つてふ、若し起上つてらなければならぬなら飢餓だかも知れないが
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「何より先に人猿どもを自分の味方にけなければならない」
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
また大婚式記念郵便切手の発行せられし時都人各近鄰の郵便局に赴き局員にひて、記念当日の消印を切手にせしむ。南岳春画を描きたる絵葉書数葉を手にし郵便局の窓にりて消印を請ふ。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「けれども、れつこにてるんだから、ろきやしません」と云つて、代助を見てしいをした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
若い人が常にいて集まったので推しても、一部に噂されるような偏屈な狭隘な人でなかったのは明白である。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
見れば、猿のような顔をした不思議な少年が、妙にッこい眼をして近づいているのである。野武士の天蔵は、ややしばし穴のあくほど見つめていたが
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「でもそれあ……奥様のお体に合わぬ土地と仰言られればそれ迄ですが、残念でございますなあ。折角子供達も馴着いたところで、何処か良い医者にでもお診せなすったら如何でございましょう、また……」
おもかげ抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)