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抵
ふりがな文庫
“抵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いた
55.6%
あた
14.8%
いたら
7.4%
あ
3.7%
あたり
3.7%
う
3.7%
かた
3.7%
てい
3.7%
むか
3.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いた
(逆引き)
彼は死に
抵
(
いた
)
るまで、その父母を
遺
(
わす
)
るる
能
(
あた
)
わざりしなり。否、死するに際して、第一彼れの念頭に
上
(
のぼ
)
りし者は、その父母にてありしなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
抵(いた)の例文をもっと
(15作品)
見る
あた
(逆引き)
太子は、志を得た曉には汝を大夫に取立て死罪に
抵
(
あた
)
る咎あるも三度迄は許さうと良夫に約束し、之を手先としてぬかり無く策謀を
運
(
めぐ
)
らす。
盈虚
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
抵(あた)の例文をもっと
(4作品)
見る
いたら
(逆引き)
此
嶺
(
たふげ
)
うちこし四里
山径
(
やまみち
)
隆崛
(
りうくつ
)
して
数武
(
すぶ
)
も
平坦
(
へいたん
)
の路を
践
(
ふま
)
ず
浅貝
(
あさかひ
)
といふ
駅
(
えき
)
に
宿
(
やど
)
り
猶
(
なほ
)
○
二居嶺
(
ふたゐたふげ
)
(二リ半)を
越
(
こえ
)
て
三俣
(
みつまた
)
といふ
山駅
(
さんえき
)
に宿し、
芝原嶺
(
しばはらたふげ
)
を下り
湯沢
(
ゆさは
)
に
抵
(
いたら
)
んとする
途
(
みち
)
にて
遙
(
はるか
)
に
一楹
(
いちえい
)
の
茶店
(
さてん
)
を見る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
抵(いたら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あ
(逆引き)
彼を
喝
(
かつ
)
せし
怒
(
いかり
)
に任せて、
半
(
なかば
)
起したりし
体
(
たい
)
を投倒せば、
腰部
(
ようぶ
)
の
創所
(
きずしよ
)
を強く
抵
(
あ
)
てて、
得堪
(
えた
)
へず
呻
(
うめ
)
き苦むを、不意なりければ満枝は
殊
(
こと
)
に
惑
(
まど
)
ひて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
抵(あ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あたり
(逆引き)
一人を殺す者は一死その命に
抵
(
あたり
)
て足るべけれども、万人を殺す者は何の刑をもって万人の命に
抵
(
てい
)
すべきや。たとい、これを殺すもただ一死に過ぎざるのみ。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
抵(あたり)の例文をもっと
(1作品)
見る
う
(逆引き)
岸を
噬
(
か
)
む水は、石に觸れて倒立し、
鹹沫
(
しぶき
)
は飛んで二人の面を
撲
(
う
)
てり。ポツジヨの興は風浪の高きに從ひて高く、掌を
抵
(
う
)
ちて哄笑し、海に對して
快哉
(
くわいさい
)
を連呼せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
抵(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
かた
(逆引き)
そういう場合、大抵
接吻
(
せっぷん
)
と指切りを
抵
(
かた
)
において行くのが、思いやりのある彼女の手であった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
抵(かた)の例文をもっと
(1作品)
見る
てい
(逆引き)
一人を殺す者は一死その命に
抵
(
あたり
)
て足るべけれども、万人を殺す者は何の刑をもって万人の命に
抵
(
てい
)
すべきや。たとい、これを殺すもただ一死に過ぎざるのみ。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
抵(てい)の例文をもっと
(1作品)
見る
むか
(逆引き)
「いいえ、私はただ通りかかったばかりなんです。でもまあ遁げてくれて可かったけれど、
抵
(
むか
)
って来たらどうしようかと思ったよ。……可哀相に、綺麗な植木の花が。」
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
抵(むか)の例文をもっと
(1作品)
見る
抵
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“抵”を含む語句
抵抗
大抵
抵抗力
抵当
抵當
無抵抗
抵触
抗抵
御大抵
並大抵
抗抵力
大抵香港
抵抗面
抵杭
抵死
大抵論繕写刊刻之工
大抵畑主
抵触相剋
根抵
不抵抗
...
“抵”のふりがなが多い著者
山東京山
徳富蘇峰
尾崎紅葉
河上肇
中島敦
桑原隲蔵
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
徳田秋声
永井荷風
幸田露伴