“消印”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けしいん44.4%
スタンプ33.3%
スタムプ11.1%
けしん11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
消印けしいんはどれもこれも違った局のであった)復讐の呪咀じゅその言葉のあとに、静子のある夜の行為が、細大さいだいらさず、正確な時間を附加えて記入してあることに変りはなかった。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
健は、何十通の古手紙を出してみて、漸々やうやう一枚、消印スタンプはづれてゐる郵券を見つけ出した。そしてそれを貼つて送つた。ある雨の降る日であつた。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
司法主任はスッカリおこっとったよ。当局に申告して消印スタムプのハッキリせぬ集配局を全国に亘って調べ出してくれると云っておったが……
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
つうの手紙がいこんできた。切手きってらないので、郵税ゆうぜい二ペンスの不足ふそくとなっている。透明人間からのものだ。消印けしんはヒントンディーンきょく