“細大”の読み方と例文
読み方割合
さいだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物心ものごころついた小娘時代こむすめじだいから三十四さい歿みまかるまでの、わたくし生涯しょうがいおこった事柄ことがら細大さいだいれなく、ここで復習おさらいをさせられたのでした。
さてこの『霊訓』であるが、これにつきては、モーゼス自身が、その序文の中で細大さいだいを物語っているから、参考の為めに、その要所を抄出しょうしゅつすることにする。——
おぼれかかったその刹那せつなに、自分の過去の一生を、細大さいだい漏らさずありありと、眼の前に見た事があると云う話をそののち聞いたが、自分のこの時の経験にって考えると
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)