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細作
ふりがな文庫
“細作”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいさく
57.6%
しのび
15.2%
かんじゃ
12.1%
ほそづく
6.1%
ものみ
6.1%
おんみつ
3.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいさく
(逆引き)
「いま蜀中から帰った
細作
(
さいさく
)
の報らせによると、黄権の妻子一族は、玄徳の怒りにふれ、ことごとく斬刑に処されたそうであります」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
細作(さいさく)の例文をもっと
(19作品)
見る
しのび
(逆引き)
結局は敵の
間者
(
かんじゃ
)
か
細作
(
しのび
)
のうたがいを以って彼を館の内へ無理無体に引き摺り込もうとするらしいと、侍女は小坂部にささやいた。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
細作(しのび)の例文をもっと
(5作品)
見る
かんじゃ
(逆引き)
つまり私に徳川幕府の
細作
(
かんじゃ
)
になれと云われるのでした。当代の
政治
(
しおき
)
に
順服
(
まつろ
)
わぬ
徒輩
(
とはい
)
を一気に
殲滅
(
ほろぼ
)
す下拵えを私にせよというのでした。
正雪の遺書
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
細作(かんじゃ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ほそづく
(逆引き)
苦
(
にが
)
い
茶
(
ちゃ
)
を
点
(
い
)
れて、
森永
(
もりなが
)
のドロップスなど出してくれた。余等は
注文
(
ちゅうもん
)
してもぎ立ての玉蜀黍を
炉
(
ろ
)
の火で焼いてもらう。
主
(
あるじ
)
は岡山県人、四十余の
細作
(
ほそづく
)
りな男、余作君に
過日
(
こないだ
)
の
薬
(
くすり
)
は強過ぎ云々と云って居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
細作(ほそづく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ものみ
(逆引き)
安土の
細作
(
ものみ
)
は敏感に嗅ぎつけて、城中の空気と、またそれのすぐ反映している城下の情況とを頻々、信長のほうへ密報していた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
細作(ものみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おんみつ
(逆引き)
城中から捜りに出ていた
細作
(
おんみつ
)
は、さっそく、立帰って
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
細作(おんみつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“細作”の関連語
間諜
間者
密偵
軍事探偵
“細作”で始まる語句
細作係
細作衆
細作隊
検索の候補
細作係
細作衆
細作隊
“細作”のふりがなが多い著者
吉川英治
長谷川伸
徳冨蘆花
中里介山
直木三十五
国枝史郎
樋口一葉
谷崎潤一郎
柳田国男
岡本綺堂