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『小坂部姫』
ふりがな文庫
『
小坂部姫
(
おさかべひめ
)
』
「物申う、案内申う。あるじの御坊おわすか。」 うす物の被衣の上に檜木笠を深くした上﨟ふうの若い女が草ぶかい庵の前にたたずんで、低い優しい声で案内を求めた。南朝の暦応三年も秋ふけて、女の笠の褄をすべる夕日のうすい影が、かれの長い袂にまつわる芒 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人公論」1920(大正9)年10月号~
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3時間20分(500文字/分)
朗読目安時間
約5時間33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
従
(
いたず
)
上野
(
こうづけ
)
申
(
も
)
好
(
よし
)
顔
(
が
)
譫言
(
たわこと
)
薫
(
くゆ
)
情
(
すげ
)
間
(
ひま
)
傷
(
やぶ
)
傍
(
かたえ
)
謀
(
しめ
)
彼奴
(
あやつ
)
徒
(
かち
)
情
(
つれ
)
最
(
い
)
魅
(
みこ
)
某
(
さる
)
窃
(
そ
)
艶
(
あで
)
永久
(
とわ
)
眇目
(
ひがらめ
)
魅
(
みい
)
焦燥
(
いら
)
代
(
よ
)
頭
(
こうべ
)
定
(
じょう
)
袒
(
はだ
)
其方
(
そのほう
)
神
(
がみ
)
露骨
(
むきつけ
)
空
(
くう
)
空腹
(
ひもじ
)
窃
(
そっ
)
陥
(
おと
)
搏
(
はた
)
双
(
ならび
)
乾魚
(
ほしうお
)
鸚鵡
(
おおむ
)
燥
(
あせ
)
退
(
ど
)
飛沫
(
しぶ
)
眼
(
ま
)
潔
(
いさぎ
)
如何
(
いかが
)
便宜
(
よすが
)
燻
(
くすぶ
)
頑固
(
かたくな
)
言
(
こと
)
人気
(
じんき
)
解
(
げ
)
兆
(
しるし
)
先
(
せん
)
裳
(
すそ
)
屠
(
ほう
)
巧
(
たく
)
魘
(
おそ
)
切
(
しき
)
早速
(
さそく
)
蜻蛉
(
とんぼう
)
縛
(
くく
)
罹
(
か
)
忌
(
いや
)
苛
(
いら
)
逡巡
(
しりごみ
)
慧
(
さか
)
脅
(
おびや
)
熬
(
いり
)
甦
(
よみが
)
的
(
あて
)
物怪
(
もっけ
)
守
(
まも
)
蟆
(
ひき
)
蝦蟇
(
ひきがえる
)
平戸
(
ひらと
)
幸福
(
しあわせ
)
床
(
ゆか
)
燧石
(
ひうち
)
燈火
(
あかり
)
熱
(
ほて
)
一簾
(
ひとかど
)
滑
(
なめら
)
眩
(
くら
)
泛
(
う
)
火焔
(
ほのお
)
気
(
け
)
毬
(
いが
)
烟
(
けむ
)
死屍
(
しかばね
)
確
(
しか
)
業
(
ごう
)
森
(
しん
)
案内
(
あない
)
暴
(
あら
)
聡
(
さか
)
挫
(
ひし
)
罷
(
や
)
手書
(
てかき
)
縛
(
いまし
)
懐
(
なつ
)