“永久”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
えいきゅう40.8%
とは14.6%
とこしへ12.6%
とこしえ8.7%
えいきう7.8%
とわ6.8%
えいきゆう2.9%
いつまで1.0%
とこしなえ1.0%
とこしなへ1.0%
(他:3)2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“永久”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩50.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)4.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「そうさ。それよりほかに、ぼくの研究けんきゅう永久えいきゅう秘密ひみつにしておける方法があるかね? ないだろう」
そして、たがいのうえることもなく、永久えいきゅうにふたたびあうことは、おそらくなかったのであります。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
願はくは月よ傾かざれ、星よ沈まざれ、永久とはの夜の、この世の聲色せいしよくおほひつゝめよかし。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
光りは永久とはに若くして、世はかくまでに老ひしかな……云々以下三スタンザから成るゲルマン族の牧歌を、奴は、滅茶苦茶にひつちやぶいて
バラルダ物語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
天を見るを望むなかれ、我は汝等をかなたの岸、永久とこしへの闇の中熱の中氷の中に連れゆかんとて來れるなり 八五—八七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
いふ。子よ、汝既に一時ひとときの火と永久とこしへの火とを見てわが自から知らざるところに來れるなり 一二七—一二九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
宮本二郎は言うまでもなく、貴嬢きみもわれもこの悲しき、あさましき春の永久とこしえにゆきてまたかえり来たらぬを願うぞうたてき。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「神の御名みなによりて命ずる。永久とこしえに神の清き愛児まなごたるべき処女おとめよ。腰に帯して立て」
クララの出家 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
まるでそれが永久えいきう成功せいこうしないことでもいのるやうな冷酷れいこくながめてゐた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
永久えいきうのものではく、變遷へんせんしてくものですが、しか生活せいくわつふものは
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
おりきの家の格子戸が勢よく開いて、何も知らずに、永久とわに来ぬ可愛い男を待ち侘びている娘お糸、通りの上下かみしもの闇黒を透かして、
雨の翌日、子供達と共に、今井の死骸を火葬場に送って、永久とわの別れを告げた。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)
永久えいきゆう大日本帝國だいにつぽんていこく領土りようどたること宣言せんげんし、それより以來いらい
無論むろん立去たちさつたあとでも、永久えいきゆう日本帝國につぽんていこく領土りようどであるべきことうたがひれぬが
そなた侍女こしもと蛆共うじどもと一しょにおれ永久いつまで此處こゝにゐよう。
大空くまなく晴れ都の空は煤煙ばいえんたなびき、沖には真帆まほ片帆かたほ白く、房総の陸地くがじあざやかに見ゆ、す日影、そよぐ潮風、げに春ゆきて夏来たりぬ、楽しかるべき夏来たりぬ、ただわれらの春の永久とこしなえきしをいかにせん——
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ひかり翰林かんりんきて永久とこしなへえず。
芥川竜之介氏を弔ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
悔いずや、君は永久とことはに。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
神は死ぬめり永久とことはに、
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
永久とこひさに青き常磐木その葉落ちずいよいよ経れば霜下りにけり
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
限りなき春と思へや垂乳根と永久とこひさに見る花と思へや
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
永久とこよの春に響くめり
枯草 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)