“とは”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トハ
語句割合
永久41.7%
13.9%
永劫11.1%
8.3%
長久8.3%
常住5.6%
永遠5.6%
常久2.8%
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なれを見しより四千年、光りは永久とはに若くして、世はかくまでに老ひしかな……云々以下三スタンザから成るゲルマン族の牧歌を、奴は、滅茶苦茶にひつちやぶいて
バラルダ物語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
どくなれど此處こゝれて眞直まつすぐゆきしゝと小路こみちりぬ、なんこと此路このみち突當つきあたり、ほかまがらんみちえねば、モシおたくはどのへんでと覺束おぼつかなげにとはんとするとき
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その影を、永劫とはに、智惠ちゑ慈悲じひ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
曲輪くるわうらかい眼隱めかくし板の透間すきまよりほのかに見ゆる家毎やごとあかしお安は不審いぶかり三次に向ひ爰は何と申所にやまたあのにぎやかのは何所なりととはれて三次は振返ふりかへあれあれがお江戸の吉原さお文さんは那内あのうちに居られるのだしてお富さんの居るお屋敷もたんとははなれて居らぬ故二人に今夜はあはせてあげんといはれてお安は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
君はまた常住とはのよろこび
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
とざすは闇よ、——永遠とはなる大海原。
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
そのさち常久とはきざれば
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
とはず右は重四郎の仕業しわざ相分あひわかり重四郎儀は町中まちぢう引廻ひきまはしのうへ獄門ごくもんおほせ付られ候上は有難く存すべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)