“此路”の読み方と例文
読み方割合
このみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お氣(き)の毒(どく)なれど此處(こゝ)を折(を)れて眞直(まつすぐ)に行(ゆき)て欲(ほ)しゝと小路(こみち)に入(い)りぬ、何(なん)の事(こと)ぞ此路(このみち)は突當(つきあた)り、外(ほか)に曲(まが)らん路(みち)も見(み)えねば、モシお宅(たく)はどの邊(へん)でと覺束(おぼつか)なげに問(とは)んとする時(とき)
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
此路(このみち)を眞直(まつすぐ)に參(まゐ)りますと、左樣(さやう)三河島(みかはしま)と、路(みち)を行(ゆ)く人(ひと)に教(をし)へられて、おや/\と、引返(ひきかへ)し、白壁(しらかべ)の見(み)ゆる土藏(どざう)をあてに他(た)の畦(あぜ)を突切(つツき)るに、ちよろ/\水(みづ)のある中(なか)に紫(むらさき)の花(はな)の咲(さ)いたる草(くさ)あり。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)