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『弥次行』
ふりがな文庫
『
弥次行
(
やじこう
)
』
今は然る憂慮なし。大塚より氷川へ下りる、たら/\坂は、恰も芳野世經氏宅の門について曲る、昔は辻斬ありたり。こゝに幽靈坂、猫又坂、くらがり坂など謂ふあり、好事の士は尋ぬべし。田圃には赤蜻蛉、案山子、鳴子などいづれも風情なり。天麗かにして其幽靈 …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
頃
(
ころほ
)
若衆
(
わかもの
)
味
(
あじはひ
)
入交
(
いりちが
)
女
(
ぢよ
)
暖
(
あつたか
)
額
(
ぬかづ
)
小
(
ちさ
)
生
(
うま
)
食
(
しよく
)
直
(
なほ
)
危
(
あぶね
)
麗
(
うらゝ
)
汚
(
きたね
)
祝
(
しゆく
)
休
(
いこ
)
呪
(
のろひ
)
薫
(
かをり
)
上
(
うへ
)
下
(
さが
)
莞爾
(
につこ
)
傍
(
かたはら
)
質
(
しつ
)
追
(
おつ
)
助
(
たすか
)
壽
(
ことぶき
)
前
(
まへ
)
幸
(
さいは
)
上
(
あ
)
哀
(
あはれ
)
夫
(
をつと
)
欲
(
ほつ
)
私語
(
しご
)
百度
(
ひやくど
)
六
(
むづ
)
婆
(
ばゞ
)
恐
(
おそろ
)
茶店
(
ちやてん
)
懸
(
が
)
此方
(
こつち
)
叱
(
しつ
)
可
(
か
)
見透
(
みとほ
)
家
(
いへ
)
通
(
とほ
)
紅
(
くれなゐ
)
匂
(
にほひ
)
薄
(
すゝき
)
滑
(
なめらか
)
間
(
あひだ
)
冷
(
つめた
)
彩
(
いろどり
)
漸
(
やつ
)
彼方
(
あなた
)
最
(
いと
)
媚
(
なま
)
候
(
さふらふ
)
來
(
きた
)
情
(
じやう
)
歸
(
かへり
)
夥多
(
おびたゞ
)
人通
(
ひとどほり
)
女
(
をんな
)
亡
(
なく
)
聖天
(
しやうでん
)
天道
(
てんだう
)
方
(
はう
)
折
(
を
)
突立
(
つツた
)
臭
(
にほひ
)
突伏
(
つツぷ
)
懸
(
かゝ
)
教
(
をし
)
斑
(
ぶち
)
筒切
(
つゝぎり
)
居
(
ゐ
)
屋外
(
をくぐわい
)
男女
(
なんによ
)
果
(
は
)
夕飯
(
ゆふめし
)
銅
(
あかゞね
)
言問
(
こととひ
)
吶喊
(
とつかん
)
丁
(
とん
)
負
(
おぶ
)
本
(
ほん
)
背
(
せな
)
處
(
どころ
)
上
(
あが
)
高笑
(
たかわらひ
)
下
(
お
)
詣
(
まう
)
腕
(
かひな
)
出
(
い
)
振
(
ふり
)
腕車
(
わんしや
)
商賣
(
あきなひや
)
身構
(
みがまへ
)
急
(
いそ
)
纔
(
わづか
)