“言問”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こととい54.5%
ことと21.2%
こととひ12.1%
ことどひ3.0%
ことゝ3.0%
ことゝい3.0%
ことゝひ3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“言問”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
芸術・美術 > 絵画 > 日本画1.0%
文学 > 日本文学 > 日本文学0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「バカにおしなさんな、こんなものぐれえわからなくてどうするんですかい。まさにまさしく、こりゃ墨田の言問ことといですよ」
右門捕物帖:30 闇男 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
堤上桜花の沿革については今なお言問ことといの岡に建っている植桜之碑を見ればこれをつまびらかにすることができる。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
言問こととはぬ木すらいもありとふをただひとにあるが苦しさ」(巻六・一〇〇七)がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
き人に言問こととひもしつ幽界かくりよに通ふ夢路ゆめじはうれしくもあるか
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
言問こととひ曲角まがりかどで、天道てんだうか、また一組ひとくみこれまた念入ねんいり
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
言問こととひから上にあがると、昔の涙の名殘りのやうに、櫻の雫がみのるの傘の上に音を立てゝ振りこぼれた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
「真袖もち涙をのごひ、むせびつつ言問ことどひすれば」(巻二十・四三九八)のほか、「庭たづみ流るる涙とめぞかねつる」(巻二・一七八)、「白雲に涙は尽きぬ」(巻八・一五二〇)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
茶屋ちやゝ廻女まわし雪駄せつたのおとにひゞかよへる歌舞音曲かぶおんぎよくうかれうかれて入込いりこひとなに目當めあて言問ことゝはゞ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
丁度向島の土手は、桜が満開で、青々と晴れ渡った麗らかな日曜日の午前中から、浅草行きの電車も蒸汽船も一杯の人を乗せ、群衆が蟻のようにぞろぞろ渡って行く吾妻橋の向うは、八百松やおまつから言問ことゝい艇庫ていこの辺へ暖かそうな霞がかゝり
幇間 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
つゝがなくうまいでしといふやうに言問ことゝひの前の人の山をくぐいでて見れば、うれしや
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)