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艇庫
ふりがな文庫
“艇庫”の読み方と例文
読み方
割合
ていこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ていこ
(逆引き)
残暑の夕日が
一
(
ひと
)
しきり夏の
盛
(
さかり
)
よりも
烈
(
はげ
)
しく、ひろびろした
河面
(
かわづら
)
一帯に燃え立ち、
殊更
(
ことさら
)
に大学の
艇庫
(
ていこ
)
の
真白
(
まっしろ
)
なペンキ塗の
板目
(
はめ
)
に反映していたが
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
言問
(
こととい
)
の
桟橋
(
さんばし
)
には、和船やボートが沢山ついているらしい。それがここから見ると、丁度大学の
艇庫
(
ていこ
)
に日を遮られて、ただごみごみした黒い一色になって動いている。
ひょっとこ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
舟も
艇庫
(
ていこ
)
から出し、此の土地の巡査なども監督の為に出張して居る、最う大方着手する所だろう
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
艇庫(ていこ)の例文をもっと
(7作品)
見る
艇
常用漢字
中学
部首:⾈
13画
庫
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
“艇”で始まる語句
艇
艇長
艇尾
艇中
艇頭
艇外
艇底
艇小而深者曰舼
艇側
艇名
“艇庫”のふりがなが多い著者
田中英光
黒岩涙香
永井荷風
谷崎潤一郎
芥川竜之介