“ていこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
艇庫63.6%
貞子18.2%
汀子9.1%
貞固9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言問(こととい)の桟橋(さんばし)には、和船やボートが沢山ついているらしい。それがここから見ると、丁度大学の艇庫(ていこ)に日を遮られて、ただごみごみした黒い一色になって動いている。
ひょっとこ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そこへ入つて来たのは、夫人の貞子(ていこ)さんだつた。貞子さんは吹き出したくなるのを、じつと辛抱して、始終を見すませた上で、そつと足音も立てず画室から抜け出した。
草枯に真赤な汀子(ていこ)なりしかな
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
況(いわ)んや易の貞凶(ていきょう)の貞は、貞固(ていこ)の貞にあらずして、貞𠧩(ていかい)の貞とするの説無きにあらざるをや。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)