“茶屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃや34.3%
ちやや34.3%
ちやゝ14.3%
ぢゃや8.6%
ぢやや5.7%
ぢやゝ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶屋(ちゃや)の主人(しゅじん)は、家族(かぞく)のものをみんな山(やま)から下(お)ろしてしまって、自分(じぶん)だけが残(のこ)り、あとかたづけをしてから山(やま)をおりようとしていました。
深山の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
※弟(きやうだい)が建場(たてば)の茶屋(ちやや)に腕車(くるま)を雇(やと)ひながら休(やす)んで居(ゐ)る處(ところ)へ行(い)つて、言葉(ことば)を懸(か)けて見(み)ようとしたが、其(その)子達(こだち)の氣高(けだか)さ!貴(たふと)さ! 思(おも)はず此(こ)の天窓(あたま)が下(さが)つたぢや。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
不好(いや)な處(ところ)へいや/\ながら出(で)かけて行(ゆ)くのかと怪(あやし)まるゝばかり不承無承(ふしようぶしよう)にプラツトホームを出(で)て、紅帽(あかばう)に案内(あんない)されて兔(と)も角(かく)も茶屋(ちやゝ)に入(はひ)つた。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
その下(した)に、小(ちい)さなかけ茶屋(ぢゃや)があって、人(ひと)のいいおばあさんが、ひとり店先(みせさき)にすわって、わらじや、お菓子(かし)や、みかんなどを売(う)っていました。
青葉の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これより、「爺(ぢゞ)や茶屋(ぢやや)」「箱根(はこね)」「原口(はらぐち)の瀧(たき)」「南瓜軒(なんくわけん)」「下櫻山(しもさくらやま)」を經(へ)て、倒富士(さかさふじ)田越橋(たごえばし)の袂(たもと)を行(ゆ)けば、直(すぐ)にボートを見(み)、眞帆(まほ)片帆(かたほ)を望(のぞ)む。
逗子だより (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と是(これ)から案内(あんない)に連(つ)れて行(ゆ)き、橋(はし)を渡(わた)ると葭簀張(よしずばり)の腰掛(こしか)け茶屋(ぢやゝ)で、奥(おく)が住居(すまゐ)になつて居(を)り、戸棚(とだな)が三(みつ)つばかり有(あ)り、棚(たな)が幾(いく)つも有(あ)りまして、葡萄酒(ぶだうしゆ)、ラムネ、麦酒(ビール)などの壜(びん)が幾本(いくほん)も並んで居(ゐ)て
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)