トップ
>
『深山の秋』
ふりがな文庫
『
深山の秋
(
しんざんのあき
)
』
秋も末のことでありました。年老ったさるが岩の上にうずくまって、ぼんやりと空をながめていました。なにかしらん心に悲しいものを感じたからでありましょう。夏のころは、あのようにいきいきとしていた木の葉が、もうみんな枯れかかっていて、やがては、自分 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「真理」1935(昭和10)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
あ
)
味
(
あじ
)
上
(
うえ
)
老
(
お
)
好
(
この
)
下
(
お
)
降
(
お
)
酒
(
さか
)
花
(
か
)
脱
(
のが
)
老
(
と
)
紅葉
(
こうよう
)
神々
(
かみがみ
)
智恵
(
ぢえ
)
凍
(
こお
)
列
(
れつ
)
敵
(
てき
)
損
(
そん
)
抱
(
かか
)
情
(
なさ
)
一飛
(
ひとと
)
頭
(
あたま
)
順序
(
じゅんじょ
)
音
(
おと
)
静
(
しず
)
開
(
ひら
)
重
(
かさ
)
道理
(
どうり
)
軒
(
けん
)
起
(
お
)
覚
(
おぼ
)
生活
(
せいかつ
)
獣物
(
けもの
)
清浄
(
せいじょう
)
消
(
け
)
浸
(
し
)
有
(
あ
)
暗示
(
あんじ
)
時
(
じ
)
日
(
にち
)
方
(
ほう
)
新
(
あたら
)
打
(
う
)
惜
(
お
)
急
(
きゅう
)
従
(
したが
)
彼
(
かれ
)
山中
(
さんちゅう
)
対
(
たい
)
寂然
(
せきぜん
)
天上
(
てんじょう
)
多
(
おお
)
外
(
そと
)
声
(
ごえ
)
傾
(
かたむ
)
以上
(
いじょう
)
去年
(
きょねん
)
加
(
くわ
)
体
(
からだ
)
割
(
わ
)
出
(
だ
)
入
(
はい
)
口
(
ぐち
)
主人
(
しゅじん
)
中
(
なか
)
先
(
さき
)
緑
(
みどり
)
行列
(
ぎょうれつ
)
血
(
ち
)
葉
(
は
)
落
(
お
)
萌
(
きざ
)
見上
(
みあ
)
菓子
(
かし
)
茶屋
(
ちゃや
)
芸当
(
げいとう
)
花
(
はな
)
仲
(
なか
)
滑
(
すべ
)
興
(
きょう
)
自分
(
じぶん
)
似
(
に
)
肥
(
ふと
)
聞
(
き
)
考
(
かんが
)
住
(
す
)
灰色
(
はいいろ
)
翌日
(
よくじつ
)
物語
(
ものがた
)
義理
(
ぎり
)
美
(
うつく
)
置
(
お
)
練
(
ね
)
独
(
ひと
)
礼儀
(
れいぎ
)
知
(
し
)
石竹
(
せきちく
)
破
(
やぶ
)
瞬間
(
しゅんかん
)
神
(
かみ
)