“智恵”のいろいろな読み方と例文
旧字:智惠
読み方割合
ちえ66.7%
ちゑ29.6%
ぢえ3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんでもこれは人数にんずうすくなくともよりぬきのつよ武士ぶしばかりでかけて行って、ちからずくよりは智恵ちえ工夫くふうをしなければなりません。
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「お前さんは、方々旅してあるいてるから、ずゐぶん、面白いことにもであつただらうね。そして智恵ちゑも多さうだね」
エミリアンの旅 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
「そういうさるさんだって、人間にんげんからは、さる智恵ぢえといって、けっして、よくはいわれていませんぜ。」と、りすがいうと、さすがのさるもきまりのわるそうなかおつきをしました。
深山の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)