“清浄”のいろいろな読み方と例文
旧字:清淨
読み方割合
しょうじょう38.6%
せいじょう28.1%
きれい10.5%
しやうじやう7.0%
しやう/″\5.3%
きよらか3.5%
きよめ1.8%
しゃうじゃう1.8%
せいじやう1.8%
ショウジョウ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いったい蓮華は清浄な高原の陸地にはえないで、かえってどろどろした、泥田のうちから、あの綺麗な美しい花を開くのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
清浄な白い籐の椅子、テーブル、純白なカーテン、海の色そのままな真青な敷物、南に海を受けたそこは二十畳に近い座敷だった。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
知らぬうちこそ清浄だが、だんだんあとからいろいろなことが分ってくると、この先まだまだ厭な思いをしなければならぬ。
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
が、それと同じに、母が——あれほど、自分には優しく、清浄である母が、男に対して、娼婦のやうに、なまめかしく、不誠実であることが、一番悲しかつた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
極陰の地にを作り、屋を、別に清浄の地にをめぐらして、人にせず、鳥獣にもさせず、雪を、雪ふれば此地の雪をかのこめめ、人是を守り、六月朔日是を
どうぞ、あの処女を罰しないで下さい。そうして、いつまでもいつまでも清浄にお守り下さいませ。そうして私も…………。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
主婦は燧石を取出して、清浄の火と言つて、かち/\音をさせて騒いだ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
願ふらくはかの如来大慈大悲我が小願の中にて大神力を現じ給ひ妄言綺語淤泥して光明顕色浄瑠璃となし、浮華の中より清浄青蓮華を開かしめ給はんことを。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
全然?——も全然かどうかは疑問かも知れない。当時の僕は彼等以外にも早稲田の連中と交際してゐた。その連中もやはり清浄なる僕に悪影響を及ぼしたことは確かである。
「仮面」の人々 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「——寸草メズ、六清浄ナリ。汝ノタメ剃ッテ除キ、争競ガレセシム。……ツ、ミナ剃リ落セ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)