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清淨
読み方 | 割合 |
しやうじやう | 40.0% |
せいじやう | 30.0% |
しようじよう | 10.0% |
すがすが | 10.0% |
せいじよう | 10.0% |
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清淨な
水でも
好ければ、
不潔な
水でも
好い、
湯でも
茶でも
好いのである。
不潔な
水でなかつたのは、
閭がためには
勿怪の
幸であつた。
近づいて見ると、
扉が
細目に開いてゐる。多分、
閉め切つた病室に、
清淨な空氣を通はせる爲めであらう。
何れほどの
物好きなれば
手出しを
仕樣ぞ、
邪推も
大底にして
置いて
呉れ、あの
事ならば
清淨無垢、
潔白な
者だと
微笑を
含んで
口髭を
捻らせ
給ふ。
ここに
須賀一三の地に到りまして詔りたまはく、「吾
此地に來て、
我が御心
清淨し」と詔りたまひて、
其地に宮作りてましましき。かれ
其地をば今に須賀といふ。
さりとて
諂ひの
草履とりも
餘りほめた
話しではなけれど
开處が
工合ものにて、
清淨なり
無垢なり
潔白なりのお
前樣などが、
右をむくとも
左を
向くとも
憎くむ
人は
無き
筈なれど
夫れでは
世が
渡られず