“大底”の読み方と例文
読み方割合
たいてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや串談(じようだん)ではなし札幌(さつぽろ)の病院長(びようゐんちやう)に任(にん)じられて都合次第(つがふしだい)明日(あす)にも出立(しゆつたつ)せねばならず、尤(もつと)も突然(だしぬけ)といふではなく斯(か)うとは大底(たいてい)しれて居(お)りしが
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
惡業(わるさ)に染(そ)まらぬ女子(おなご)があらば、繁昌(はんじよう)どころか見(み)に來(く)る人(ひと)もあるまじ、貴君(あなた)は別物(べつもの)、私(わたし)が處(ところ)へ來(く)る人(ひと)とても大底(たいてい)はそれと思(おぼ)しめせ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何(ど)れほどの物好(ものず)きなれば手出(てだ)しを仕樣(しやう)ぞ、邪推(じやすゐ)も大底(たいてい)にして置(お)いて呉(く)れ、あの事(こと)ならば清淨(しようじよう)無垢(むく)、潔白(けつぱく)な者(もの)だと微笑(びよう)を含(ふく)んで口髭(くちひげ)を捻(ひね)らせ給(たま)ふ。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)