“首座”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅそ50.0%
しゅざ25.0%
しゆざ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここで首座しゅそは、長者に代って九花の度牒どちょうを法座にささげ、新発意しんぼち魯達のために、願わくば“法名”を与えたまえとう。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
首座しゅざの方に見ていた同流の高足こうそく広沢なにがしが招きますから、会釈えしゃくしてかるる座につき、木刀を広沢に預けて、さて机竜之助はいずれにありやと場内を見廻したが、姿が見えません。
この会議の首座しゆざで、その意見を支配して居たのは、村の故老で、宿屋の主人ニコラス、ベツタアです。この人は家の前の大木の蔭に何時も座つて居て、毎日丁度、日光を避けられる丈体を動かします。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)