“須弥山”のいろいろな読み方と例文
旧字:須彌山
読み方割合
しゅみせん87.5%
しゆみせん6.3%
シュミセン6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
須弥山しゅみせん上なお幾万由旬ゆじゅんの高き所に一大都城を開き、理想その帝王となり、物心の二大臣をこの世界にくだし、千万無量の諸象を支配せしむ。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
信ずるものに対しては、いかなる疑惑も、いかなる悪魔もその力を揮ふことが出来ない。さうすれば我の中に世界の人間がある。芥子けしの中に須弥山しゆみせんがあるのである。
解脱非解脱 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
ちなみに須弥山シュミセンは蘇迷盧、妙高山などとも訳され、原音のスメルーは今ジャワ第一の高峯がその名を冐している。この彫画は天平創建当時のものである。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)