“須山”の読み方と例文
読み方割合
すやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驚いた、まことに驚いた。この声は我が中学の体操教師、須山すやまといふ予備曹長で、校外監督を兼ねた校中第一の意地悪男の声であつた。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
この野の中に御殿場から印野いんの須山すやま佐野さのなどいふ小さな部落が散在してゐるが、いづれもその間二里三里四里あまりの草の野を越えて通はねばならぬ。