“須磨”の読み方と例文
読み方割合
すま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで須磨すまの大村さんの家へころげこんで、ちょうど大村さんはオレゴンの支店長になってアメリカへいっていた留守のところさ。
陽気な客 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
今は極度にわびしい須磨すまの人たちであった。今日までのことも明日からのことも心細いことばかりで、源氏も冷静にはしていられなかった。
源氏物語:13 明石 (新字新仮名) / 紫式部(著)
吉田さんの『地名辞書』の索引などを見ると、巨勢こせとか能勢のせとか須磨すまとか那須なすとかいう類の二音の意味不明な地名が幾種もある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)