“すやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巣山54.5%
陶山27.3%
須山18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘉門の領地から遁れ出たものは、相当おびただしい数と見え、この一角から遥か離れた、巣山すやま明山あきやまの中腹を、福島の方へ行くらしい、たいまつの火が点々と見えた。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
陶山すやまが、見た話ゆえ、確かであろう」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
この野の中に御殿場から印野いんの須山すやま佐野さのなどいふ小さな部落が散在してゐるが、いづれもその間二里三里四里あまりの草の野を越えて通はねばならぬ。