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『南国太平記』
ふりがな文庫
『
南国太平記
(
なんごくたいへいき
)
』
高い、梢の若葉は、早朝の微風と、和やかな陽光とを、健康そうに喜んでいたが、鬱々とした大木、老樹の下蔭は、薄暗くて、密生した灌木と、雑草とが、未だ濡れていた。 樵夫、猟師でさえ、時々にしか通らない細い径は、草の中から、ほんの少しのあか土を見せ …
著者
直木三十五
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16時間42分(500文字/分)
朗読目安時間
約27時間49分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
計
(
ほかりごと
)
何
(
いずく
)
主
(
のし
)
上下
(
がみしも
)
入
(
にゅう
)
怯
(
おじ
)
更
(
が
)
貌
(
うつ
)
掛
(
かかり
)
喜
(
よし
)
吝
(
きたの
)
曰
(
のたまわ
)
父
(
てて
)
女郎
(
おんな
)
漁
(
いさり
)
舎
(
いえ
)
而
(
て
)
直下
(
ねさ
)
父
(
とと
)
仕様
(
しょ
)
事
(
じ
)
間
(
ひま
)
閉
(
つぶ
)
厠
(
しも
)
果
(
おお
)
倦
(
だる
)
弾
(
だま
)
拙
(
つま
)
汚
(
きたね
)
漱
(
くちすす
)
首
(
かぶり
)
吟
(
ずさ
)
螺
(
がい
)
家
(
け
)
嬶
(
おっかあ
)
懐中
(
ぽっぽ
)
首
(
しるし
)
同
(
おなじく
)
除
(
ど
)
卑
(
さげす
)
蹲踞
(
そんきょ
)
額
(
ぬかず
)
臥
(
やす
)
断
(
ぎ
)
嫁
(
かた
)
爺
(
じじ
)
尻
(
いど
)
強
(
きつ
)
俺
(
おいら
)
妊
(
ほら
)
短銃
(
たんづっ
)
眠
(
やす
)
昂
(
たかぶ
)
更
(
かわ
)
纏
(
まとい
)
爪弾
(
つめび
)
称
(
ほ
)
入
(
へえ
)
躱
(
さ
)
下
(
しも
)
走
(
ぱし
)
拙
(
せつ
)
何
(
いず
)
尚
(
とうと
)
斃
(
くた
)
側
(
かたわら
)
欺
(
いつわ
)
蒼白
(
あおざ
)
香
(
におい
)
徒輩
(
やから
)
親
(
しん
)
堪
(
こた
)
蓋
(
おお
)
更
(
か
)
凝固
(
かたまり
)
外
(
そ
)
在
(
おわ
)
内部
(
うちら
)
斬
(
ぎ
)
媚
(
なま
)
階段
(
はしごだん
)
様
(
ざま
)
負
(
ひ
)
蒼白
(
まっさお
)
口賢
(
くちさか
)
慥
(
こしら
)
無
(
の
)
情夫
(
まぶ
)
滴
(
しずく
)
食
(
くら
)
醜
(
しこ
)
今日
(
こんち
)
実
(
まこと
)
淫蕩
(
いたずら
)
海人
(
あまびと
)
尚
(
たっと
)
稀
(
めず
)
泥濘
(
ぬかる
)
守
(
かみ
)
当
(
まさ
)