“仕様”のいろいろな読み方と例文
旧字:仕樣
読み方割合
しよう69.8%
しやう14.3%
しや3.2%
しよ3.2%
しわざ3.2%
しよん1.6%
しかた1.6%
しょ1.6%
しょん1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下僕(しもべ)は「それでもいうたら大変に怒られるから仕様(しよう)がない。」「そんならこの儘打棄(うっちゃ)って置いてもよいか。一月掛(かか)ってもよいのか。」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
いくら蔭で不心得を責めたつて、当人が平気で切符なんぞ売つて歩(ある)いて居ては仕方がない。夫(それ)よりもつと面白い話(はなし)を仕様(しやう)
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「えらいまた、けったいなもん断ってんねんなあ。仕様(しや)ない。次へ廻したりイ」
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「さあ、どないしたらええやろ。もう、こうなったら、冷やし飴でも売りに歩かな、仕様(しよ)おまへんな。ほんまに、えらい災難や」
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
死んで後までもこんな重い物をかぶせて、魂を幽冥(ゆうめい)の下までも咽(むせ)び泣かしむる人間というものの仕様(しわざ)の、愚劣にして残忍なることよ。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ばツてんが、そるが、わるうして仕様(しよん)なかツだもね。どぎやんしてん、そツぢや済まんていふ気がすツと……。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
だが、説明の仕様(しかた)がなかつた。此方が、たぢろげばたぢろぐ程妻の嫉妬を掻きたてるやうなものだつた。
鱗雲 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
「仕様(しょ)んねえ、畜生だな」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
「真正(ほんとう)に仕様(しょん)ない子だね」
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)