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幽冥
ふりがな文庫
“幽冥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうめい
85.0%
いうめい
10.0%
あのよ
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうめい
(逆引き)
死んで後までもこんな重い物をかぶせて、魂を
幽冥
(
ゆうめい
)
の下までも
咽
(
むせ
)
び泣かしむる人間というものの
仕様
(
しわざ
)
の、愚劣にして残忍なることよ。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
幽冥(ゆうめい)の例文をもっと
(17作品)
見る
いうめい
(逆引き)
俺の今生きてゐるところは、ここはもう生の世界のうちでは無く、さうかと言つて死の世界でもなくその二つの間にある或る
幽冥
(
いうめい
)
の世界ではないか。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
幽冥(いうめい)の例文をもっと
(2作品)
見る
あのよ
(逆引き)
... 一層自分から死んでほんとの母様のおいでになる
幽冥
(
あのよ
)
へ参って暮らそうものと、それで覚悟を極ました所……」——「成程」と純八は仔細を聞くと、弱い一本気の娘心を、憐れまざるを得なかった。
高島異誌
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
幽冥(あのよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“幽冥”の意味
《名詞》
薄暗いこと。
あの世。冥土。
(出典:Wiktionary)
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
冥
常用漢字
中学
部首:⼍
10画
“幽冥”の類義語
黄泉
幽界
“幽冥”で始まる語句
幽冥界
幽冥説
幽冥道
幽冥果報
検索の候補
幽冥界
幽冥説
幽冥道
幽冥果報
“幽冥”のふりがなが多い著者
押川春浪
井上円了
小栗虫太郎
内田魯庵
柳宗悦
泉鏡花
樋口一葉
中里介山
夏目漱石
平林初之輔