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『高島異誌』
ふりがな文庫
『
高島異誌
(
たかしまいし
)
』
「……ええと、然らば、匁という字じゃ、この文字の意義ご存知かな?」 本条純八はやや得意気に、旧い朋友の筒井松太郎へ、斯う改めて訊いて見た。二人は無聊のつれづれから、薄縁を敷いた縁側へ、お互にゴロリと転りながら、先刻から文字の穿鑿に興じ合って …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談雑誌」1924(大正13)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約44分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
邂逅
(
おめにかか
)
審
(
いぶかし
)
由縁
(
えにし
)
畔
(
みぎわ
)
睡眠
(
まどろ
)
舞
(
のぼ
)
総
(
あらゆ
)
何人
(
どなた
)
以前
(
むかし
)
逸
(
はず
)
寂寥
(
せきりよう
)
宛
(
さなが
)
著書
(
ふみ
)
蟠
(
わだかまり
)
恢復
(
とりかえ
)
幽冥
(
あのよ
)
慈愛
(
いつくし
)
姨捨
(
うばすて
)
否定
(
うべなわ
)
歔欷
(
きょき
)
銀
(
しろがね
)
件
(
くだり
)
倐忽
(
しゅっこつ
)
僕
(
しもべ
)
緒
(
いとぐち
)
目算
(
もくろみ
)
旧
(
ふる
)
揮
(
ふ
)
懇
(
ねんごろ
)
心胆
(
こころ
)
復
(
また
)
幽
(
かすか
)
妾
(
わたし
)
夫
(
そ
)
薄縁
(
うすべり
)
穿鑿
(
せんさく
)
窃
(
ひそ
)
劇
(
はげ
)
巨蟒
(
うわばみ
)
尠
(
すくな
)
偖
(
さて
)
皓膚
(
こうふ
)
蟒
(
うわばみ
)
専
(
もっぱ
)
併
(
しか
)
邪
(
よこしま
)
娶
(
めと
)
厨
(
くりや
)
周章
(
あわ
)
厭飽
(
あき
)
現
(
うつつ
)
点燈
(
ひともし
)
深山
(
みやま
)
嬋娟
(
せんけん
)
森然
(
しん
)
廃屋
(
あばらや
)
斎
(
とき
)
文〆
(
えみじめ
)
救助
(
たすけ
)
了
(
しま
)