“巨蟒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うわばみ71.4%
きょぼう14.3%
きょもう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて支那にも僧など暇多い故か、観察のくわしい人もあって、後唐の可止てふ僧托鉢して老母を養いあるきながら、青竜疏せいりょうそを誦する事三載みとせ、たちまち巨蟒うわばみあって房にあらわる。
ありふれた本邦の蛇の中で一番大きいからこれを支那の巨蟒きょぼうてたものか。普通に蟒に充てるウワバミは小野蘭山これを『和名抄』の夜万加々智とす。
黄門こうもんの報称に拠るに、五月初六日より、一千丈の巨蟒きょもう来り、宮外に盤踞ばんきょし、内外臣民を呑食どんしょくする一万三千八百余口、過ぐる所の宮殿、ことごと邱墟きゅうきょと成りて等し。
蓮花公主 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)