“盤踞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばんきょ60.0%
ばんきよ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄門こうもんの報称に拠るに、五月初六日より、一千丈の巨蟒きょもう来り、宮外に盤踞ばんきょし、内外臣民を呑食どんしょくする一万三千八百余口、過ぐる所の宮殿、ことごと邱墟きゅうきょと成りて等し。
蓮花公主 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
その物その傍らに盤踞ばんきょして飲みくらわず、しかもその皮膚はおのずから青より黄となり、さらに赤となる。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
岩上に盤踞ばんきよして四顧すること多時たじ、興の盡くるを待ちて、來路をもとめ、再び木曾川の流に沿ふ。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
歌壇に盤踞ばんきよして、後陣を張る