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盤
ふりがな文庫
“盤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばん
86.5%
さら
8.1%
ふた
2.7%
わだかま
2.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばん
(逆引き)
「ねえ、おかよや、おまえ、この
子守唄
(
こもりうた
)
をきいたことがあって?」といって、
箱
(
はこ
)
の
中
(
なか
)
から一
枚
(
まい
)
のレコードを
抜
(
ぬ
)
いて、
盤
(
ばん
)
にかけながら
谷にうたう女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
盤(ばん)の例文をもっと
(32作品)
見る
さら
(逆引き)
大気都姫はとうとう食事の度に、彼と同じ
盤
(
さら
)
や
瓶
(
ほたり
)
を、犬の前にも並べるようになった。彼は
苦
(
にが
)
い顔をして、一度は犬を
逐
(
お
)
い払おうとした。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
盤(さら)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふた
(逆引き)
老婦人が去った後、
瓠
(
ひさご
)
の
籬
(
かき
)
でかこって
盤
(
ふた
)
をかぶせて置くと、虫は俄かに変じて犬となった。犬の毛皮には
五色
(
ごしき
)
の
文
(
あや
)
があるので、これを宮中に養うこととし、瓠と盤とにちなんで
盤瓠
(
ばんこ
)
と名づけていた。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
盤(ふた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
わだかま
(逆引き)
白鞭を以て地を築いて
竅
(
あな
)
と成す、虫を中に置き、その上に
沃盥
(
よくかん
)
す、
少頃
(
しばし
)
虫
蠕々
(
ぜんぜん
)
長きがごとし、
竅中
(
きょうちゅう
)
泉湧き、
倏忽
(
しゅっこつ
)
自ずから
盤
(
わだかま
)
る、一席のごとく黒気あり香煙のごとし、ただちに
簷外
(
えんがい
)
に出で
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
盤(わだかま)の例文をもっと
(1作品)
見る
“盤”の意味
《名詞》
(バン)皿の形をした板。
(バン)ディスク。円盤型記憶媒体。
(出典:Wiktionary)
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
“盤”を含む語句
鍵盤
羅針盤
水盤
常盤
盤石
盤面
石盤
地盤
吸盤
常盤津
音盤
玉盤
盤渦
盤居
十露盤
杯盤
常盤木
杯盤狼藉
常盤橋
常盤座
...
“盤”のふりがなが多い著者
山東京山
ウィリアム・バトラー・イエイツ
泉鏡太郎
牧野富太郎
吉川英治
南方熊楠
上田敏
伊藤左千夫
泉鏡花
柳田国男