“盤渦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うづ33.3%
はんくわ33.3%
ばんか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盤渦うづきかへりほとばし
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
船舶の大小に拘はらず、戒心してこの潮流を避けざりしが為めに、不幸にしてその盤渦はんくわちゆうに巻き込まれて水底に引き入れられし証例少なからず。
うづしほ (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
必ずやかくばかりの多数の婦人に包囲されて、その盤渦ばんかの中に埋没しては、彼の受けたる苦痛の経験は孔子釈尊のそれにも優ったことであろうと思う。
現代の婦人に告ぐ (新字新仮名) / 大隈重信(著)