“盤上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばんじやう66.7%
ばんじょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちま盤上ばんじやうたままろばすがごとひゞき、ピアノにかみ宿やどるかとうたがはるゝ、そのたへなる調しらべにつれてうたいだしたる一曲ひとふしは、これぞ當時たうじ巴里パリー交際かうさい境裡じやうり大流行だいりうかうの『きくくに乙女おとめ
盤上ばんじやう牡丹花ぼたんくわひとつ血のいろに浮びただれて
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そうして人間の胸の中に装置された複雑な器械が、時計の針のように、明瞭めいりょういつわりなく、盤上ばんじょうの数字を指しるものだろうかと考えました。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)