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倏忽
ふりがな文庫
“倏忽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅっこつ
52.0%
たちまち
32.0%
しゅくこつ
8.0%
しゆつこつ
4.0%
たちどころ
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅっこつ
(逆引き)
たちまち降ってはたちまち晴れるというような
倏忽
(
しゅっこつ
)
の感じなどが、秋よりもむしろ冬のものとして格別の興味のあるところから
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
倏忽(しゅっこつ)の例文をもっと
(13作品)
見る
たちまち
(逆引き)
少年は
倏忽
(
たちまち
)
屋根から下つた。そして他の人に怪しまれない限り急いで庭へ出て、そこから麻裏草履をはいて河の方へと驅け出して行つた。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
倏忽(たちまち)の例文をもっと
(8作品)
見る
しゅくこつ
(逆引き)
しかして魂気はすなわち
之
(
ゆ
)
かざるところなしか、われ得てこれを知らず。
倏忽
(
しゅくこつ
)
として来たり、倏忽として去り、禍福
糾縄
(
きゅうじょう
)
す。たれその極を知る。
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
倏忽(しゅくこつ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
しゆつこつ
(逆引き)
余はしゆつと云ふ音と共に、
倏忽
(
しゆつこつ
)
とわれを去る熱氣が、靜なる京の夜に震動を起しはせぬかと心配した。
京に着ける夕
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
倏忽(しゆつこつ)の例文をもっと
(1作品)
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たちどころ
(逆引き)
あの、筆をもてば、
倏忽
(
たちどころ
)
に想をのせて走る
貴
(
とうと
)
い指さきは、一寸の針をつまんで他家の新春の
晴着
(
はれぎ
)
を裁縫するのであった。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
倏忽(たちどころ)の例文をもっと
(1作品)
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倏
漢検1級
部首:⼈
10画
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
“倏”で始まる語句
倏
倏急
倏然
検索の候補
転瞬倏忽
“倏忽”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
松本泰
火野葦平
徳冨蘆花
木下杢太郎
高浜虚子
二葉亭四迷
井上円了
南方熊楠
内田魯庵